糖尿病の食事でバナナは食べて良いの?

バナナ

糖尿病の食事で食べて良いか否か、判断が大きく分かれる食材がいくつかあります。以前取り上げたはちみつもそうです。詳しくは【まとめ】糖尿病ではちみつは食べても良いのか?を見て下さい。

最も意見が分かれる食材がバナナです。

1.甘いので血糖値を上げやすいため、糖尿病の人は控えるべき。

2.血糖値を下げやすくする作用のある栄養素が含まれているため、積極的に食べるべき。

全く違いますよね。困ってしまいます。2が正しいのであれば、嬉しいことです。検証してみましょう。

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食品交換表を確認しましょう

果物集合

食べて良いのか否か、まず先に確認するのは食品交換表です。バナナは言うまでもありませんが「果物」に分類されます。

以前、糖尿病の家族に果物を食べさせる摂取量とタイミングでご紹介した通り、適正量を守れば食べても大丈夫です。果物は1日1単位でしたね。バナナだと1本までOKです。

バナナの糖質と血糖値の関係

甘くて腹持ちの良いバナナは、朝バナナダイエットや食欲のない日の朝食で食べられることも多いですよね。まずはこの甘さと血糖値との関係をみていきます。

メロン

バナナの糖質量は100g中22.5gと、栗やドリアンに次いで多いです。一般的に多く食べられている果物の中では、最も糖質が多いです。

メロンの糖質が10gですから、なんと2倍以上。これでは、糖尿病の人がバナナを食べて良いか疑問に思うわけです。

飴

それに糖尿病の人が、薬の影響などで一時的に低血糖状態になった時に、血糖を上げるため食べるのに適しているのは、バナナや飴だと言われます。ということは、やっぱりバナナは血糖値を上げやすいと言えそうです。

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バナナの糖質の種類

バナナに含まれている糖質は何種類かあります。

  • 【単糖類】ブドウ糖・果糖
  • 【少糖類】ショ糖・オリゴ糖
  • 【多糖類】食物繊維・でんぷん

糖質の種類によって、体内でエネルギーになるスピードが違います。即効性のある糖と持続性のある糖の両方が含まれています。

カットバナナ

バナナが血糖値を上げやすいと言われる理由に、でんぷんがあります。他の果物よりも含有量の多いでんぷんが、血糖値を上げてしまうと言われています。

ただし、でんぷんはバナナが熟してくると、果糖に変化します。果糖はほとんど血糖値を上げないと言われている糖なので、一概にでんぷんが多いから悪いとも言えません。

オリゴ糖に注目!

注目すべきはオリゴ糖です。バナナに含まれているオリゴ糖は、フラクトオリゴ糖と呼ばれる腸内の善玉菌を増やしてくれます。ヨーグルトにも含まれていますよね。

ヨーグルト

バナナには食物繊維も含まれていて、同様に善玉菌を増やします。

善玉菌が増えるということは、消化を促進させ余分な物を排出してくれます。食物繊維を先に食べた方が良いと言われているのは、食物繊維は体内に吸収されずに大腸に届くので、善玉菌のえさになるからです。

善玉菌が増えて腸内環境が整うと、腸が出すシグナルが腎臓にスムーズに伝わり、インスリンの分泌が正常に機能されるようになると、最近の研究でわかってきました。

インスリンの分泌がスムーズになる状態は、血糖コントロールがスムーズな状態ですね。糖尿病の人の味方となります。

栄養価の高さに注目!

さらにバナナには余分な塩分を体外に排出するカリウムが、豊富に含まれています。新陳代謝の促進に繋がるマグネシウムも、他の果物よりも多く含まれています。

バナナは確かに糖質量は多いですが、栄養価が高い果物だと言えます。腸内環境を整えることで、血糖コントロールに役立つということもわかりました。

糖尿病の人は適正量を守って、バナナを食べるようにしましょう。

フライパンでもレンジでも!まるごとバナナの作り方

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わけあり専業主婦

糖尿病の夫が気負わずに食事療法を続けられるのが理想です。毎日いろいろな工夫をしています。

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