血糖値700の夫の為に、5つの食生活ルール

日々糖尿病と向き合い、様々な苦しい制限に耐えている糖尿病患者様。我が家にも、実父と主人という二人の糖尿病患者がおります。ふとある日、主人に「なぜ、そんなにしんどい生活が続けられるの?」と聞いてみた事があります。

主人は、私と知り合う前年にⅠ型糖尿病を発症しました。当時20代後半のバリバリ仕事マンだった主人は、それまで病気にかかる事もなく過ごしておりました。

ある年のお正月に風邪のような症状があり静養していましたが症状は改善せず仕事始めと同時に職場で倒れ救急要請。検査の結果、高血糖という事でその場で糖尿病の診断がついたそうです。その時の血糖値は、700台だったとの事。その場で命が繋がっていてくれた事に感謝するほどの数値です。

そんな主人も、糖尿病と同居し始めてもうすぐ10年。私と知り合ってからの9年は、私の職業柄とても厳しい血糖コントロールに文句も言わずついてきてくれています。ですので、「なぜ、そんなにしんどい生活が続けられるの?」と聞いてみたくなったのです。すると「この先も家族と過ごしたいから」と、顔に似合わない返答が返ってきました。

糖尿病を患うと、日々の生活の中に厳しい制限が立ちふさがり、まじめに向き合うほどしんどくなってしまうでしょう。ご本人だけでなく、そのご家族の方も同様だと思います。「糖尿病を悪化させたくないから」という一心で。

私も、主人と闘病している中で、一番大変なのは食事の管理です。生活の中の一番の楽しみなので、「とりあえず質素にしていれば良いよね」という考えではなかなか楽しい食卓は囲めません。また、我が家は子どもが4歳ですので、子どものためにはしっかりとしたカロリー摂取も心掛けてあげなくてはいけません。

ですので、毎日最低限心掛けたい事だけを復習してみました。

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糖尿病の食生活NG 5つのポイント!

1◎塩分の摂りすぎNG!

塩分の摂りすぎは、健康な人でも高血圧や動脈硬化を引き起こします、糖尿病の方であればなおさら高血圧のリスクが高くなり、その後の合併症を併発するリスク、合併症が進行するリスクが高くなります。

糖尿病食一日の塩分の摂取量は7g。

かなり薄い味付けになるのですが、我が家では出汁をしっかり作って、素材の味を活かした味付けにしています。また、お酢やスパイスを使用し味付けが寂しくならないようにしています。

私の必須アイテムはショウガです。体も温まりますし、味のアクセントに重宝しています。

2◎もちろん糖分の摂りすぎNG!

「そんな事、誰でも知ってます」という常識中の常識ですよね。でも、時々は甘い物も食べたいです。子どもの誕生日だって、ケーキでお祝いしたいです。仕事を頑張ったご褒美にも甘い物を食べたい時もあります。

そんな時は、隠れて食べない事が我が家の約束です。

本当であれば、各食事の摂取エネルギーを計算して食後の血糖値の上昇を防ぎたいですが、甘い物を食べた日は、一日トータルの摂取エネルギーで計算するようにしています。

例えば、子どもの誕生日だと、子どもは「お誕生日プレート」として一人際立った豪華な食事です。

私たちは、きのこやこんにゃく等を中心の大人用満腹プレートを準備したりしています。そして、ケーキをいただきます☆もちろん、担当の医師と相談の上で実施しています。

3◎人口甘味料は大丈夫?

カロリーゼロ

人口甘味料は、一昔前までは「カロリーゼロで太らない」と言われ、糖尿病の方のみでなくダイエットの強い味方とされてきました。

しかし、最近のアメリカやフランスの学会発表の中には人口甘味料でカロリーが制御されたとしても、脳が「甘いものが入ってきた」と認識しインスリンを過剰に分泌した結果、インスリンが十分に働かなくなり血糖値の上昇、肥満を招く可能性があるという事が解り始めたそうです。

4◎飲酒NG!

飲酒

糖尿病の方の中には、アルコールを好まれる方も多いですよね。仕事が終わって、ほっと一息ついた後のアルコールは格別なのかもしれません。「飲酒は糖尿病の敵」と言われてもなかなかその敵をやっつけられないのが現実です。

しかし、明確な理由をご存じでない方は多いかと思います。アルコールは高カロリーであるために糖尿病の敵なのです。

しかし、それだけではありません。高カロリーですが、お腹はいっぱいにはなりません。また、栄養もほとんどありません。そして、アルコールがインスリンの分泌や働きを邪魔するので、血糖値のコントロールが難しくなります。

一旦乱れた血糖値は、立て直しがなかなか難しいものです。今までの苦労を一瞬にして無駄にしてしまうのです。どうしても飲酒を好まれる方は、糖質オフの商品などを選択されると良いかもしれませんね。

しかし、血糖値のコントロール具合をみて、担当の医師と相談される事をお勧めします。

5◎高GIに注意!

GI値

最近、「低GI」という食品の表記をよく見るようになりましたね。「GIって何?」ですよね。GIというのは、その食品を摂取した後に血糖値が上がるペースの事を言います。

GIが高いほど、その食品を摂取した後に血糖値の上昇が急激で、インスリンが過剰に分泌されるという事になります。

もともと、糖尿病の方はインスリンが少なかったり、分泌されないんだから、良いのでは?と思ってしまいます。確かに、インスリンが分泌されるので血糖値は下がります。しかし「過剰」にインスリンが分泌されたため、そのインスリン達が脂肪を作り始めてしまうのです。

また、脂肪の分解まで邪魔するのです。その結果、太ります!逆に、低GIだと食品摂取後の血糖値の上昇が緩やかであるため、インスリンが過剰に分泌される事なく摂取した糖分はスムーズに必要な組織に分配されるのです。

GIの数値の基準としては、高GI:70以上、中GI:55~70、低GI:55以下と定義されているようです。食品の中では、炭水化物や糖分が多い食品は高GI、反対に海藻類、きのこ類、葉物野菜類は低GI食品でした。

《まとめ》

糖尿病である=食べる楽しみが奪われた

と考える方が多いように思いますが、我が家は上記のルールを守りながら、時には担当の先生や栄養士さんにも教えていただきながら、いかに楽しく食卓を囲み、明日への活力を生み出すかを考えています。

まず、ダメな食材などはその理由を知る事。そうすれば、代用できる物が見つかると思っています。だって、糖尿病は一生お付き合いしていかなければいけない病気なのですから、上手なお付き合いの方法を見つけたいものです。

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糖尿病の夫をサポートする母ナースです。 おいしい食事制限日々勉強中!

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