【糖尿病と肝臓】糖代謝による血糖コントロール

糖尿病は肝臓と深い関係があります。

私は昔から肝機能が良くないほうでした。
結果、今では「2型糖尿病」となり、通院・投薬治療を受けています。

実は肝臓と糖尿病には深い関係があります。

糖尿病での死因として17%ほどは肝がんや肝硬変などの肝臓疾患患者と言われています。

今回は肝臓と糖尿病との関係についてお伝えします。

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■肝臓の機能とは

肝臓の機能

肝臓はさまざまな物質を化学反応によって加工する働きを持っています。

その中でも主に3つの機能があります。

1、消化・・・胆汁(たんじゅう)を作る

胆汁とは脂肪を消化するための液体で、コレステロールなどを排泄させる働きがあります。

2、代謝(分解や再合成)及び蓄積

栄養素などの物質を分解したり、再合成をし、体で使える物質に変えます。
また主にブドウ糖では不足した際に供給すべく貯蓄機能を持っています。

3、解毒

体内に入った毒物を無害なものに変えます。

■糖尿病と肝臓との関係

糖尿病と肝臓との関係で一番大きなものは、血中の糖度をコントロールする働きです。

ブドウ糖があまりにも多く血液中を占めてしまうと肝臓も処理しきれなくなりますので、血液中の血糖値が上がってしまいます。
これが糖尿病を発生させてしまいます。

ブドウ糖 血液中

つまり、糖尿病を発生させない、または糖尿病を悪化させないためには、
肝臓の機能が正常に作動できるように意識することが重要となります。

血糖値が上昇することで、血糖値を下げる物質のインスリンが膵臓から分泌されますが、
これも長期継続することで、膵臓が弱体化してしまいます。

結果、糖尿病が悪化してしまうことにつながってしまいます。

■肝機能を測る数値

肝機能を測る上で重要な指標を3つご紹介します。

「AST」(GOT)、「ALT」(GPT)、「ALP」(アルカリフォスファターゼ)です。

・AST:アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ

肝臓以外の臓器や筋肉、赤血球などにも含まれている酵素です。
正常値は10~40IU/l。
数値が40以上で要注意。(医師によっては30以下を正常値とする事例もあります)
※以前はGOT:グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼとも呼ばれていました。

・ALT:アラニンアミトランスフェラーゼ

ALT(GPT)は主にアミノ酸を生成する酵素です。
正常値は10~40IU/l。
数値が40以上は異常あり。(医師によっては30以下を正常値とする事例もあります)
※以前はグルタミン酸ピルビン酢トランスアミナーゼとも呼ばれていました。

・ALP(アルカリフォスファターゼ)

身体の殆どの臓器と骨に含まれている酵素です。
正常値は354IU/L以下。(医師によっては300IU/L以下を正常値とする事例もあります)
数値が400以上で精密検査が必要となり、胆石や胆がんの可能性があります。

以上です。

上記の数値が異常数値が継続的に表れた場合、慢性・急性肝炎、アルコール性肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝がん、劇症肝炎、胆道系のがんなどの可能性があります。

その他指標としては、LDHやγ-GTPなどがあります。これらも総合的に判断する必要はあります。

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■私の場合の具体的数値事例

私は2型糖尿病のよくある傾向で、肥満型メタボリックシンドロームと高血圧を合わせもっております。
40代男性の糖尿病、2型の典型例であると思っております。

以下、私の肝機能の指標に関する最新の健康診断結果です。

【肝機能を測る数値事例】(40代男性、2型糖尿病)

・AST(GOT) 40
・ALT(GPT) 55
・ALP   367

私の場合、AST(GOT)が異常値ギリギリラインですが、
特にALT(GPT)とALP(アルカリフォスファターゼ)の数値が大幅に正常値以上となっており、肝機能の弱体化が顕著に表れております。

一般的にはAST(GOT)とALT(GPT)双方の数値が上昇すると肝臓の異常と判断されます。
中でもALT(GPT)の数値がさらに高い場合、肝臓の病気の可能性が高まり、特に脂肪肝、慢性肝炎などが疑われます。
まさに私がその事例そのものですね。

逆のAST(GOT)の数値が大幅に上昇した場合も要注意で、最悪の場合、肝硬変や肝臓がん、心筋梗塞などが疑われます。

また、ALPは胆汁の以上を測る数値ですが、AST(GOT)とALT(GPT)の数値も以上がある場合、
肝炎、肝硬変、肝臓がんなどの肝臓の病気、そして胆汁うっ滞、胆石、胆道系のがんなど胆道の病気が疑われます。

これも私がALP(アルカリフォスファターゼ)が高く、かつAST(GOT)とALT(GPT)が異常値であることから、この病気の傾向にあることを示しています。

改めて肝臓への負担を意識して、生活習慣を見直す必要があるようです。

■まとめ

私たちの肝臓は、脂肪を消化したり、解毒作用があったり、非常に重要な機能を持っています。
特に私のように肝臓に異常数値が出ている場合、糖尿病はさらに悪化する可能性を秘めています。

糖尿病を良い方向に持っていくには、肝臓自体の健全な働きを改善及び維持させることが非常に重要です。

昔から肝臓と腎臓は体の中でも「肝腎」な場所と言われますように、重要な働きを持っています。
改めて意識し、感謝したいものですね!

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