糖尿病でよくある悩み、Q&A

タンシチュー

糖尿病と付き合っていくうえで疑問に思うことがいくつか出てくると思います。そこで多くの方が疑問に思いがちな食事療法での疑問に着目して8つご紹介します。

Q1食事は和食にするのが良いのか?

食塩量が多すぎる点を除けば、和食は世界に誇れる健康食とされているので、和食中心の食生活はおすすめできます。しかし、中華料理や洋食が好みなら、それでも問題はありません。洋食なら、魚介類や野菜が多く、オリーブ油が使われている地中海料理がおすすめです。どのような料理にしても、摂取エネルギー量が多くならないように注意することが必要です。

Q2朝、昼、晩、規則正しく食べるのが難しい・・・。

仕事などの生活環境によっては、規則正しい生活が難しい場合があります。そんなときでも、夜寝る前に食べるのをやめる、食べる量を少なくするなどできる方法はあります。管理栄養士とよく相談して、少しでも改善できる方法を見つけましょう。

Q3たまにはお菓子が食べたい。

「糖尿病になったからもうお菓子は食べられない」と思っている人も多いと思います。洋菓子にしても和菓子にしても、菓子類には血糖値を上げやすい糖類(単純糖質)が多いので、できれば避けたい食品です。ただし、絶対に食べてはいけないというわけではありません。食生活の改善をうまく続けているご褒美として、たまに食べるくらいなら問題ありません。ただし、食べすぎには注意しましょう。

Q4どうしてもお酒がやめられない。

糖尿病の治療では、基本的にアルコール飲料の摂取は控えます。しかし、例えば、お酒をやめたら人生の楽しみがなくなるというような患者さんには、検査結果が良ければ、「多少は飲んでもいいですよ」ということもあります。もちろん、量を抑えたり、飲む日を減らすなどの調整は必要となります。

Q5ご飯を食べなければ簡単に痩せられるのか?

ご飯などの主食の量を制限すれば、摂取エネルギー量を簡単に減らせそうな気がします。しかし、実際にやってみるとすぐにおなかがすいてストレスも大きく、長くは続かないものです。健康面のリスクもあります。少し減らす程度なら良いのですが、栄養素のバランスが崩れるほど制限はしてはいけません。

Q6果物は制限しなくてはいけないのか?

果物には、血糖値の上昇が緩やかな果糖という糖質が含まれています。ただ、食べすぎると中性脂肪が増加し、摂取エネルギー量も適正量を超えやすくなります。また、果物には、食物繊維やビタミン、血圧を下げるカリウムなどの栄養素が豊富です。やめる必要まではありません。

Q7ゆっくり食事をする時間がない・・・。

食事は、1日3食規則正しく、ゆっくりとよく噛んで食べることがすすめられます。しかし、食事の時間も取れないほど忙しい人も多くいます。そのような人は、休みの日や早く帰宅できたときには、野菜をたくさんとるなど、改善の意識を忘れないようにしましょう。

Q8外食中心なので、野菜をあまりとれない。

野菜を取ることを意識して、できるだけ野菜の多い料理を頼んだり、野菜の小鉢を追加して注文したりすれば、野菜の摂取量を増やすことはできるとおもいます。野菜は、最初に食べると満腹感が得られ、そのあと食べるものの量を減らすことができます。外食では食塩量が多くなりやすいので、調味料にも気を配りましょう。

食事療法のポイントまとめ

○エネルギー、栄養バランス、塩分の3つの改善は忘れずに取り組もう。

○担当医や、管理栄養士に相談しながら、「自分の食事療法」を見つけよう。

○自分の嗜好や食の楽しみを失わないようにする。

○朝、昼、晩の3食で、量とバランスを整える。

○自分の適正摂取エネルギー量を知る。

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